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『理解できること』・『表現できること』とは・・・


私たちは『理解できること』と、

『表現できること』を、

よく同じ様に捉えがちですが、

実はこの2つのことは、違うことなのです。


例えば、子どもが1から10までの『数』を言えたとしても

1から10までの『数の概念』を正しく理解できて、

表現できているとは限りません。

 数を正しく1から10まで数えられる子どもに、


「10個のおはじきの中から、5個だけ取って下さい。」

と指示すると

「う〜ん???」

と悩んだり、

10個全て取ってしまったりする子がいます。


数を正しく1から10まで数えられると言うことは、

1・2・3…10という『数』の概念を理解しているのではなく、

1・2・3…10という『言葉』を理解できて、

表現できていると言うことであったり、

1・2・3…10と数が並んでいることを理解している

と言うことであったりします。


その様な子どもにとっては、「5」というのは、

1つのものが5個あるということを理解しているということではありません。


『数の概念』を理解して、表現できるということは、

「1」は1つのものが1つ集まった数、「2」は1つのものが2つ集まった数

・・・ということを理解し、その数を再現できることをいいます。


 反対に、ただ表現ができないだけで、

充分理解できているということもあります。

 例えば、雲から降ってくるものを見て「雨」と理解できていても、

「雨」という言葉を知らないで、言葉で言えないと、

「雨」というものを理解していないと感じるかもしれません。

でも実際は「雨」というものを理解できているのです。

よく「○○でちゅよぉ〜。」と赤ちゃん言葉を使うことがありますが、

実は、子どもに対して大人に話しかける言葉で話したとしても、

子どもは、正しく理解できていることがあります。

でも、それは言葉で表現できないために

「ばぶぅ、ばぶぅ。」と表現してしまうのです。

そのため、私たちはついつい赤ちゃん言葉で返してしまう傾向がありますよね。



 この様に、お子様にいろいろなことを教えているとき、

反応がないから分かっていないので、

まだ教えてもダメなのかなとあきらめないで下さい。

それはただ単に、表現できていないだけであって、

実際は理解できているかもしれません。

様々なことを大人に話しかけるような言葉で語りかけてあげたり。

その物の本当の概念をドンドン教えていってあげてみて下さい。






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